臨場感を伝える朗読/外郎売 講座

対面講座・オンライン講座
対面講座
・土曜:15時~17時
・日曜:
10時~12時
・不定期で平日・土日
の上記以外の時間
 ※8日前に締め切ることもあります
 ※内容の似ている他の講座と合同練習の場合もあります
■練習場所:下北沢駅周辺か池尻大橋
■料金:2時間 / 4,000円
■4回分 チケット もあります
  8週間有効:14,000円

対面個人講座
 リクエストになります
 2時間:10,000円  
 3時間:15,000円
 4時間:20,000円
 ■個人講座は下記の練習場所になります
  下北沢周辺・池尻大橋・二子玉川・奥沢・元住吉

オンライン講座  
 リクエストになります
初回のみ(全オンライン講座が対象) 
 60分:1,000円
2回目以降 
 60分:4,000円
 90分:4,500円
 120分:5,000円

■対面講座の日時確認は ストアカから
■体験申込みは こちらから
 受講費はこのHPからの方が安いです

朗読は淡々と物語を伝えるだけでなく、
雰囲気、空気感を伝えられるとカラフルで立体的になる

朗読はねむい😪 
ただ上手に読んでるだけで退屈…

僕は正直、朗読に興味がなかったです。
周りの友人も、朗読を好きなのは朗読をしてる人か、読書が面倒な人なんじゃないかと思っていました。

ある時、「朗読は綺麗に読むことじゃなく、感情が大事」という人の朗読を聞いて、
それまで以上に「???」という気持ちになりました。

本人的には感情があったようですが、声の強弱を使ってるだけの薄っぺらい感情だったからです。

あれが「感情が大事」って言ってる人の朗読なの?(がっかり😞)

感情も子供に読み聞かせてるようでワザとらしくて、幼稚だな~
演技ほどリアルでなくても、もう少しはリアルさがないと興ざめしてしまうな~。。。

 

ほかに朗読に興味が持てない理由はなんだろう?
単調で、暗く、固く、冷めてて、無機質だな。。。

臨場感が無いんだよな~
・・・臨場感? ・・そうか臨場感か。

 

じゃ、臨場感って何だろう?

 

感情? 感情もそうだな。
でもそれはセリフ以外では使いづらいな~。

 

地の文(セリフ以外の文章)ではどうすればいいんだろう?

 

・・・雰囲気や世界観を伝えるのかな?

これが『アイゼの世界観を伝える朗読』

『羅生門』冒頭シーン – 30秒
災いが続き、荒れ果てた平安時代の京都が舞台

この女性はアイゼの演技クラスの人で、普段から演技の練習はしていますが、朗読自体は3時間ほどしかしていない段階です。

初心者の方が3時間でやるのは難しいかもしれませんが、アイゼも採用している
スタニスラフスキー・システムという演技練習法は、『感情のコントロール・想像力の高め方・想像力と心を結びつける方法・集中力・努力の方法など』が一般に知られている方法とは全く違い、格段にはやく成長につながります。

朗読とは淡々とやるものという考え

朗読とは淡々とやるものだという考えもあるようですが、アイゼはこういう朗読をやります。聞いても、演じても楽しいからです。

ここまで特徴的にしても、普通くらいに戻すのは簡単にできます。
普通に戻しても、特徴的な時のニュアンスをお好みの量で残すことができるので単調な棒読みになりません。
表現とは大きく準備してから、好みの大きさに調整するのが正しい方法なんです。

また特徴的に伝えるには、かなりのテクニックが必要です。
そのテクニックは、ほかの作品の朗読、演技、声優でも必要です。(特に声優)
そして日常会話で繊細な気持ちを伝える時にも活きるはずです。

普通の朗読・演技・声優・スピーチの練習は、滑舌・イントネーションを大事にしています。もちろんそれも大事です。

でもそういう外面的なことを先に手を付けると、感情や雰囲気という内面は手が付けられないくらい固まり、上辺の感情表現しかできなくなるんです。このことを多くの教師は知りません。

アイゼではまず「雰囲気を感じる・自由な表現・感情のままの話し方」というのから始めて、仕上げに滑舌・イントネーションなどを整えていく方法をとっています。
まず内面を作ってから外面を作るのが表面的な表現で終わらない方法です。

でも自由に表現といっても、自由になるのは難しいと思います。
一度は自由になれたのに次の日にはマンネリになったり、ワンパターンの表現しかできないことないですか?
アイゼでは「自由にしなさい」ではなく、「こうすれば自由になれる」と言う方法を教えています。

スタニスラフスキー・システムには「内面の作り方」「自由になる方法」の他にも
「殻を破る」「想像力を深める」など、日常生活でも活用できる表現の秘密がたくさんあります。

表現することが恥ずかしい方へ

こんなに特徴的に表現をするのは恥ずかしいと思われるかもしれませんが、
正しい「イメージの仕方」をすれば、頭でっかちにならず、イメージに勝手に動かされるので恥ずかしいなんて全然感じないんです。

動画の朗読は雰囲気や感情の微妙なニュアンスまで声に表れています。
それは極端にいうと、一音一音に意味や感情を吹き込むようにして作り上げていきます。

また演者が作品の世界観に入り込んでいるのも分かります。
そのために必要な柔軟な感性、集中力この朗読の表現法だと同時に養われます。
もしかしたら人生で一番楽しいのは想像力、インスピレーションかもしれません。
インスピレーションを受けながらの表現は本当に楽しいものです。

カリキュラム

朗読の題材

当日の練習題材は受講生さまのご希望の題材をご用意していただいて構いません。特になければ『羅生門』の冒頭シーンを題材に使います。
青空文庫で読めるので全文読んでおいてください。15分ほどで読めます。

カリキュラム

ステップ-1: 
作品のイメージを広げ深めて、世界観をつかむ
(イメージの方法を学ぶ:脳の準備)

ステップ-2: 
世界観から感情を呼び起こす
(感情のつかみ方:内面の準備)

ステップ-3:
単調にならないように一音一音に意味・雰囲気・色を入れる
(話の重要な箇所の抑揚・テンポのつけ方:話術の準備)

ステップ-4:
感情の入りやすい話し方を見つける
(一音一音違う声に感情を入れる:話術と内面のバランス調整)

ステップ-5: 
感情の入った話し方に表情・身振りをつける
(全身に感情を巡らせる:内面外面のバランス調整)

第5ステップは朗読では必要ないと思われていますが、表情・身振りをすることで心が刺激され、それが話し方に影響を与え、今までとは違う話し方になります。

羅生門冒頭
ある日の暮方(くれがた)の事である。一人の下人げにんが、羅生門らしょうもんの下で雨(あま)やみを待っていた。
 広い門の下には、この男のほかに誰もいない。
ただ、所々丹塗にぬりげた、大きな円柱まるばしらに、蟋蟀きりぎりすが一匹とまっている。羅生門が、朱雀大路すざくおおじにある以上は、この男のほかにも、雨(あま)やみをする市女笠いちめがさ揉烏帽子もみえぼしが、もう二三人はありそうなものである。それが、この男のほかには誰もいない。

このような朗読をやってる人は YouTube でも見当たりませんでした。
唯一無二な朗読を一緒にやってみませんか?
初心者の方も大歓迎です。

申込み・日時確認

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 受講費はこのHPからの方が安いです

 

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