感情で話すスピーチ講座 

対面・オンライン講座
対面講座
・土曜:
15時~17時
・日曜:
10時~12時
・不定期で平日・土日
の上記以外の時間
 ※8日前に締め切ることもあります
 ※内容の似ている他の講座と合同練習の場合もあります

■練習場所:下北沢駅周辺か池尻大橋

■料金:2時間 / 4,000円
■4回分 チケット もあります
  8週間有効:14,000円

対面「個人」講座
 リクエストになります
 2時間:10,000円
 3時間:15,000円
 4時間:20,000円

 ■個人講座は下記の練習場所になります
  下北沢周辺・池尻大橋・二子玉川・奥沢・元住吉

オンライン講座
 リクエストになります
初回のみ(全オンライン講座が対象) 
 60分:1,000円
2回目以降 
 60分:4,000円
 90分:4,500円
 120分:5,000円

■対面講座の日時確認は ストアカから
■体験申込みは こちらから
 受講費はこのHPからの方が安いです

は20数年、演技講師をしてきました。
そんな僕がスピーチ講座を始めた理由は、「スピーチが上手になりたい」という方が演技講座に多く来られるからです。

いままでスピーチ講座に行ったけど成果の無かった人に
なぜスピーチが上達しなかったのかどうすれば上達するのか
自著『緊張をとる』の内容に沿って論理的に説明していきます。

『緊張をとる』はGMOの選ぶ『プレゼン上達におすすめ書籍』で、上位10位はジョブズなど超大物ばかりのなか6位になれました

正しい練習なら2時間でこんなに変わる

まずこの動画をご覧ください。

演技初心者がアイゼ・アプローチを2時間受講で激変
主婦が演技をしてみたいと言ったら娘が笑った。だけど2時間後の演技は・・

最初は恥ずかしがっていたのが、2時間後は集中し、感情・キャラクターができています。
ほとんどの演技経験者が1ヵ月かけてもできないレベルです。

スピーチも演技も「話す」「緊張との闘い」というのが共通しています。
違いは、スピーチは「自分自身のことば」、演技は「役のことば」という点です。
あと演技は感情や動きがあるので、基本的にはスピーチより難しいです。
そんな演技でも短時間でこの動画くらい上達するのは、正しい演技練習法でなら普通のことです。

この講座は、演技法をスピーチに応用した練習ですが、キャラクターに変身するなどの難しい練習はありません。
動画の恥ずかしがっていた女性が2時間で激変できたのは、やりやすい練習だからです。

『上手だけど伝わらない。下手なのに伝わる』
  この差はなに?

※以下の会話形式の内容は、いろんな人との会話をまとめたものです

あるとき受講生からこんな質問をされました

以前に行っていたスピーチ講座で、
『上手だけど伝わらない人』『下手なのに伝わる人』がいました。
下手な人のスピーチは笑わせようとしてないのにおもしろかったんです。
ただ旅行に行った時の話をしてるだけなのに、なぜおもしろさが伝わるんですか?

僕は見てないので、どう上手いのか聞きました

アナウンサーのように綺麗に話せてるんです

なるほど。そこはアナウンサーの人がやってる講座?

はい、元アナウンサーの方です

じゃ、下手な人っていうのは綺麗でなく普段の話し方に近いのかな

そうですね

・・下手なのになぜ伝わるのか。
・・う~ん、見てないからな。。。
考えられるのは、下手だけど伝わる人は、内容をちゃんとイメージして話していて、上手だけど伝わらない人は、内容より『綺麗に話す』っていう外面に意識が行ってたんじゃないかな?

たしかに。言われてみたらそんな感じでした

話し方は2パターンある
『技術の話し方』と『感情の話し方』

話し方って2パターンあるんだよ。
『技術の話し方』『感情の話し方』

技術と感情?

そう。技術の話し方の代表例がアナウンサー。
アナウンサーの話し方って、

『情報』を感情を込めずに客観的に聞きやすく伝えることが求められてるよね。聞きやすいけど冷たくも感じる

そうですね。情報を客観的にか・・

その講座はどんな練習をやってたの?

綺麗な声・滑舌・イントネーション・目線・表情・ジェスチャー・姿勢とかです

外面的な技術だね。・・・でどうだった?

知らないことばかりで勉強にはなりました。
でも私も
『上手だけど伝わらない人』
と同じで、話し方に意識が行って、殻にこもって、型にはまってる感じでした

自由に話せてない感じ?

はい。あまり伝わってないと思います

そうなんだ

もう一つの『感情で話す』ってどういうのですか?

有名なスピーチは感情で話してるんじゃない。
キング牧師やジョブズやケネディーとか

本当だ。アナウンサーっぽくはないですね。
・・でも私そんなに立派なスピーチでなくていいんです

代表的なのを言っただけだよ(笑)
感情と言っても凄い感情でなくていいんだよ。気楽にその時の気分でってことだね。
さっきの『下手なのに伝わる人』も、タイプでいえばこっちになるんだ

そうなんだ。やっぱり感情で話す方がいいんですか?

どっちが良いっていうのでなく用途によるよ。
ニュースや結婚式の司会だったらアナウンサーの話し方がいいんじゃない

ニュースも司会もやらないしな・・

イメージして話そうとすると頭でっかちになってしまう

わたし、話し方に2つあるなんて知りませんでした。
なんとなく感情を自由に話せたら日常会話でも使えると思ってスピーチ講座を捜したらアナウンサーさんのとこだったんです。

・・自由に話せるにはアナウンサーさんのとこでは難しいですか?

目指すスピーチの方向が違うのはたしかだけど・・

外面重視か内面重視って違いですよね

そうだね

そこでも『ちゃんとイメージして』って内面のことも言われてたんです。上手くいかなかったですけど

頭でっかちになったんじゃない?

そうなんですよ!

演技でも『ちゃんとイメージする』ことは大事なんだけど、頭でっかちで失敗をすることが多いんだ・・。
イメージしても心に影響しなきゃ意味ないよね。
頭でっかちってことは影響してなかったんでしょ?

はい

それはね、イメージしようとしすぎて力んでしまってるんだ

力み? たしかにそうですね

イメージは誰でも日常でやってるんだよ。
イメージして、それを体感して、その気分で話す

体感? そんな難しいの私はしてないと思いますけど・・

そう?
・・・話変わるけど、旅行に行って良かったとこってどこかある?

え~~、(ニヤッ)ハワイかな~~

ハワイか~~~。
僕、行ったことないんだ。
みんな良いっていうけど何が良いの?

(もっとニヤッ〜)風かな〜。空気感っていうのかな。
あ~、また行きたくなってきた

・・・ほら、いまハワイを体感してるじゃない。
顔もニヤ~ッとなってるし

えっ?
あ~、本当だ。こういうことか。じゃ、できるかも

ただ普段は出来てるんだけど、スピーチになると普段と違うイメージの仕方をして、力んで失敗するんだ

普段は話せるのにスピーチでは出来ない理由

なぜ違うイメージの仕方をしちゃうんですか?

ちゃんと伝えるために『表現しよう』とする。
そのためには、もっと強くイメージしなきゃダメと思っちゃって、力んでしまうんだ

たしかに強く思い出そうとしてました。
でも具体的に思い出すようにって言われたんで

具体的に思い出せた方が良いかもしれないけど・・・

かもしれないけど? 
絶体に良いってわけではないんですか?

うん。

いまの『ハワイの風の気持ちよさ』は僕にちゃんと伝わったけど、100%ハワイを思い出せてたわけではないでしょう? 肌感や景色や匂いとか

まぁ、30%位かな

ね、それでも伝わるんだよ。
100%だったらもっと伝わるかもしれないけど、100%にしようとして力んでしまったら本末転倒になっちゃう

力むくらいなら30%でいいってことですか

そう。30%でもいいって、ゆるく始めるんだ。
で、話してるとノッてきて勝手に具体的になる時もある。
でもそれは結果的になることなんだ

表現とは『表そうとしなくても表れたもの』 

う~ん、そうなんだ・・・。
じゃ、あと内面で言うと『感情込めて』とも言われてましたが

たぶん本当の感情の作り方でなく、声の強弱くらいしか言われてないんじゃないかな?

そうですね・・・

感情は『込めよう』とすると嘘の感情になるんだ。
さっきハワイの風の時、込めようとしなくてもニヤ~ッってなったでしょ。
『表そうとしなくても表れてた』わけだよね

そうですね・・・

わざと込めると、クサいスピーチや演技になってしまうんだ

わざと込めないと何にも表現しなくなっちゃいますよ

さっき、ハワイの風の時はできてたじゃない

たしかに『ニヤ~ッ』っていうのは勝手に出ましたが。

もっと大きく感情豊かにしないと伝わらないんじゃないですか?

本当に体感してるなら、小さな表現でも結構伝わるんだ。

体感にはそれくらいの説得力があるんだよ。
・・でも大きく表すのが必要な時もあるね

ですよね!

うん。その場合も
『30%の体感からスタートして、その感覚を持ったまま大きくする』

なんだ

やっぱり体感なんだ

『表現』という漢字は

『おもてにあらわす』って書くでしょ。
もっと細かく言うと『中にあるものを、おもてにあらわす』。
中って感情や気持ちだね

表現って中にあるものを現すんだ。
いままで外面の技術ばかり教わってきました

表現とは何かを考えることが大事なんだ

 

スピーチの講座で演技や表現なんてたいそうな話になって難しく思われるかもしれませんが、『表現』とは何かを分かっていないと無駄な努力で終わってしまいます。

おもしろい例があります。この二つの動画を観て下さい。

どちらも『レ・ミゼラブル』という物語の中の「夢やぶれて」という歌です。

■スーザン・ボイル

■アン・ハサウェイ

最初のスーザン・ボイルはオーディション番組で一夜にしてスターになりました。
youtubeの中でも一番上手いです。

2番目のアン・ハサウェイ。
歌の技術だけで言ったら、声が汚かったり聞こえなかったりで上手ではありません。

この二つをたくさんの人に見てもらって、どちらが好きか聞いてみると、ほぼ全員が後者のアン・ハサウェイの歌でした。

前者のスーザン・ボイルは上手ですが、音符を技術で歌ってる感じです。
「夢やぶれて」というネガティブな歌詞を良い声で元気に表わそうとしています。
ネガティブな感情なら本来は隠そうとするものですが・・。

アン・ハサウェイは感情で歌ってます。
それも表そうとせず、我慢してた感情が漏れてしまった感じです。
※この映画では出演時間が短かったのにもかかわらずアカデミー賞を受賞しました。

感情は技術を凌駕する

『下手な歌が上手な歌より共感される』って
「上手だけど伝わらないスピーチ」と「下手なのに伝わるスピーチ」の構造に似ていませんか?

多くのスピーチ練習・演技練習は、
スーザン・ボイルのタイプになるための「技術の練習」なんです。
彼女くらい上手になれば、ある種の感動もありますが、あのレベルに達することはまず無理です。
ということは中途半端な技巧派で終わってしまいます。
反面、感情タイプはアン・ハサウェイほど深い感情にならなくても共感を得やすいものなんです。

もう一つ下手でも伝わる動画があります。

—北野たけしさんの『浅草キッド』—

この歌はたけしさんが作詞作曲です。
youtubeで他の歌手が歌っているのも見られますが、間違いなくそちらの方が上手です。
たけしさんの歌はかなり下手です(たけしさん、ごめんなさい)
でも僕はたけしさんの方が味があって心に沁みて、圧倒的に好きです。

自分自身からはじめる

味?
それはたけしさんが自分自身の人生を歌ってるからじゃないですか?

それはあるだろうね

じゃ、共感されやすくて当然ですよね

スピーチも自分のことを話すから同じなんじゃない?

あ、、、そうか

自分のままのキャラクター、
自分の感情、
その時の気分で歌う、話す、演じると説得力があるんだ

自分のままのキャラクターで演じる? 
演技の場合、それで『役』になれるんですか?

順番があるんだ。
さっきの『30%の体感からスタートして、その感覚をもったまま大きくする』と同じで、
『演技はまず自分のままから準備して感じやすくし、キャラクターに変えていく』なんだ。
スタートは自分自身

・・スピーチも自分自身からってことですか?

感情で話すタイプのスピーチならね。
初心者はどうしても『ちゃんとやろう』として、『丁寧・綺麗に』のスイッチが入って、力んで、本能が働かなくなって、イメージも困難になってしまう。
かしこまってよそ行き用の自分になっちゃってるんだ

・・よそ行き用の自分。たしかに

綺麗に話すのがダメと言ってるわけじゃないよ。
それを大事にするあまり感情や個性を殺してしまって、無味無臭なものになってしまってるんだ。

無味無臭か・・。それじゃ伝わらないですよね

『ちゃんとやろう』のスイッチを入れないようにするのは、まず『普段の自分から始める』ようにすること

う~ん、普段の自分から始める必要性は分かったんですが、それ自体が難しいと思います

ちゃんと
『自分から始める感覚をつかむエクササイズ』
ってあるから安心して。
さっきの『初心者がアイゼ・アプローチを受講したら2時間で激変』の動画の女性もその方法ではじめてるんだ。

まず、自分から始めるのが大事って分かってもらえないとエクササイズを疑っちゃうからさ

はい。ちょっと待ってください。
感情は大事。でも表そうとしてはダメ。
・・・じゃどうするんですか?

スピーチなら実体験を話すんだから作らなくても、もう心の中にあるよね。
それを漏れやすくする、そして表情や仕草にも表れやすくする練習が必要なんだ。
これがアナウンサー講座との違いかな

 

心は直接は操作できない。間接的に誘導するもの

え、漏れやすく? 

アン・ハサウェイみたいに?
そんなことできるんですか? 
あれは持って生まれた才能なんじゃないんですか?

あんなに深い感情は簡単じゃないけど、スピーチ位のものなら数時間でできると思うよ。
そのためには今まで言ってたように考え方や練習方法を変えないといけないけどね

なんか怖いな~・・

ぜんぜん怖くないよ。
だから『2時間で激変』の女性もできたんだから

う~~、はい、がんばってみます。
で、何が違うんですか?

感情や集中力や想像力、緊張などの内面は見えないし、触れないから扱いにくい。
内的なものの間違った方法は直接操作していることなんだ

はい、感情は込めようとすると嘘になるっていうやつですね

そう。
無理に集中させたら『力み』になる。
無理に想像させたら『頭でっかち』になる。
『緊張とれ』と言って取れるもんじゃないから空回りになる。
みんな理想とするゴールを押し付けられてて、でもその途中の方法は教えられてないんだ

方法は自分で見つけろと言われました

それも大事だけど、最初から肝心なとこも自分で見つけるって難しいよね

たしかに、そこを知りたくて通いましたから

どんなに立派で正しいことでもプロセスがなければ空論になる。
深く分かってないからプロセスを教えられないんだ。
どこかで読んだり聞いた理想論を言ってるだけだから、

力み・頭でっかちなどの弊害の対処法も教えられない。
そして生徒にいろんな癖が付く

・・・プロセスはあまり聞いてないな~

本当にいろんなパターンの癖があるんだ。
その癖を取れないなら教師としては恥だと思わないと

教えるだけでなく、癖をつけないように。

そしてついた癖は取ってあげるのが教師の仕事ってことですか?

そう思ってる

難しそう~

でも生徒は上達しないのは自分の責任だと思っちゃうんだ。
優しい生徒だね。で、可哀そうだよね

直接操作しないのならどうするんですか?

間接的に誘導するんだ

間接的に?

『間接的に誘導』ってフワーッとしてて具体的にどうやればいいか分からないじゃん。
その点、『綺麗に話す』の練習は、目線・滑舌・姿勢とかフワーッとしてないから試せるよね

難しいですけど、試すことはできます

そうなると『間接的に誘導』より『綺麗に』の方が試しやすいから、無意識のうちに『綺麗に話す』がスピーチの唯一の手段だと思ってしまうんだ

う~~ん、そうだったんだ・・・

長々と読んでいただき、ありがとうございます。

ここまでは
「話し方の二つのタイプ」
「下手でも伝わることがある」
「イメージでの失敗」
「心は間接的に誘導する」
を説明してきました。

『間接的に誘導』の説明をすると凄い量になるのでここでは割愛させてもらいます。

下手でもいいといってる訳ではありませんので、その点はお間違いのないように。

もう少し続きます。
よろしくお願いします。

緊張について

『慣れ』『成功体験』『緊張を気にしない方法』では緊張はとれない

緊張についてはどう教わったの?

緊張については、
『緊張をとることはできないから、練習会で場数を増やして慣れる。
そうして
緊張しなかった成功体験を積むことだよ』って教わりました

慣れと成功体験。なるほど

あと緊張してることを『気にしない』ことだよ、とも教わりました

『気にしない』といってもそれが難しいよね。
『気にしない方法』は教わったの?

・・・それは教わってないです

・・・

演技講師であり、『緊張をとる』という本を出してる僕の見解は、『慣れ』『成功体験』『気にしない』の3つの考えは少し当たっていますが、見落としてる点があります。

【慣れ】
『慣れ』については、練習会と本番では周りの人数や重要度や雰囲気も違うので大きな効果はありません。
おそらく「スピーチ練習会の量」より「お芝居の方が練習量」は多いのでより慣れてはいます。
でも『慣れ』だけに頼る俳優はやはり雰囲気の違う本番では緊張します。

【成功体験】
成功体験も自信になるのでそれは良いことです。でも緊張をしなかったことを『成功』としているならスピーチ自体は上達はしません。演技の練習をしないで舞台に出て、緊張しなかったというだけでは良い演技が出来ないのと同じです。

【気にしない】
『気にしない』方法はたまに有効ですが、だいたいは上手くいかないですよね。
それは『気にしないように心を直接操作するけど、それは無理なこと』だからです。
『気にしない』方法を教えていたら別ですが、普通は教えてないです。

ではどうすればいいのか?
確固たる実力をつけることなんです。
「失敗したとしても、それでも高いレベルでできる」と思えるくらいになると、緊張はしなくなるんです。

演劇界に革命を起こしたスタニスラフスキー・システムには、
緊張解消・集中力などの内面的技術、
綺麗に見せる外面的技術の体系的な練習法があり、アイゼでも練習のベースにしています。

しかしシステムの練習法は一般では知られていません。
なぜ知られてないのか? 隠してる訳ではないですよ。

やはり緊張など心のことは一筋縄では行きません。理解するのが難しかったり、努力を必要とします。
でも多くの人は努力しなくても済む『慣れ』『気にしない』という簡単なものしかやりたがらないからです。

スタニスラフスキー・システムの基本的な考え方
一般的なスピーチは完成形の綺麗な話し方を最初から目指した練習をします。
でもそれが型にはまってしまう原因です。

システムでは、

まず自由になる(感じやすくするために)
 ↓
内面の準備(感情・イメージ)
 ↓
外面の準備(形を綺麗にする)

になります。
一般的なスピーチ練習とは真反対の順番です。

味のあるスピーチ・演技は誰でもできる

・・あの『初心者が2時間で激変』って動画、本当に初心者が2時間ですか?

ホントホント。
凄く難しい場面は別だけど、普通の場面は日常のように会話したりちょっと感情を出したりできればいいわけでしょ。
それは実生活で体験して知ってるし、感情も持ってるじゃない。
だから演技は誰でも出来て当然なんだよ

・・みんな2時間で出来てるんですか?

2時間で出来る人もいるし、もう少し時間のかかる人もいる。
でも10時間あれば今のところみんな大きく上達してるよ

10時間でも全然早いですよ!

で、時間のかかるのはだいたいは経験者なんだ

えっ、なぜ?

癖が付いてて、まずそれを取らないといけないから。
本人は気づいてないだけで、ほとんどの人は何らかの癖が付いてるよ。

 

あと演技についての考え方も変えなきゃダメなんだけど、間違った演技観がすり込まれてて、うちの演技観をなかなか受け入れてもらえないんだ

私もスピーチの考えがすり込まれてる気がします。
最初、伊藤さんの説明を聞いた時『違う!』って思ってましたから

みんなそう言うね

私のような初心者には何が違って、どう正しいのか分からないです

じゃ、その集団の先輩たちのスピーチや演技を見ることだね。
一人や二人が上手くても関係ないんだ。
それはその人たちがセンスあったからだから。
大勢の人たちのレベルがその集団の演技観や練習のレベルだから

なるほどね

3ヵ月ではっきりと上達しないなら続けても変な癖が付いたり感受性を悪くするだけだから、早く辞めた方がいいね

ちょっと待ってください。
3ヵ月で上達も充分早いんですが、動画は2時間で激変って言ってますよね。
2時間と3ヵ月では全然違いますよ

それはね、あの動画は『あなたでも出来るんですよ』っていうのを分かってもらいたくて、基本練習は無しで即席で作ったんだ。即席でも薄っぺらい演技じゃないでしょ?

はい。面白いです

でも別の役を一人で作り上げるのは出来ないと思うよ。まだ自立できてないから。
で、アイゼの通常クラスは即席でなく、自立できるように基本練習からやるカリキュラムだから趣旨が違うんだ

個人講座は自分にも出来るんだって分かってもらうためで、通常講座は自立なんですね

そうだね。
まぁ、個人講座は要望に応じるけどね


アイゼにはアナウンサーやラジオの司会の方も受講に来て、みんな同じことを言います。

「綺麗に話すことはできるんですが、それは練習すれば誰でもできるので個性を出せなくて仕事が来ないんです。俳優のナレーションのように味のある話し方をしたいんですが『綺麗に話す型』がついてしまって、それが取れないんです」と。

アイゼは『緊張をとって自由に感情で話すスピーチ』の練習をしています。
綺麗な話し方のスピーチをしたい方は、アナウンサーの方の講座がいいと思います。

カリキュラム

スピーチの題材

1分程度のスピーチの練習をします。
1分で完結してなくてもいいので内容を考えておいてください。

題材例)
旅行の話・部活の話・上京した時の話・趣味の話・告白の練習・仕事の愚痴・プレゼン etc

カリキュラム

ステップ-1: 
スピーチ内容のイメージを具体的にする
(イメージの方法:脳の準備)

ステップ-2: 
スピーチ内容の感情を呼びおこす
(感情のつかみ方:内面の準備)

ステップ-3: 
単調にならないように抑揚をつける
(話の重要な箇所の抑揚・テンポのつけ方:話術の準備)

ステップ-4: 
感情の入った話し方をみつける
(抑揚のある話し方に感情を入れる:話術と外面のバランス調整)

ステップ-5:
感情の入った話し方に表情・身振りをつける
(全身に感情を巡らせる:内面外面のバランス調整)

 

申込み・日程確認・リクエスト

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本講座はスピーチだけに特化した内容ですが、下記の講座でもスピーチ練習はやっています。
  ↓↓↓
『緊張をとる/ 殻を破る講座』

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